シェルパ農場

Sherpa farm宅急便

 

通信欄

1999年1月


今朝、お野菜いただきました。どうもありがとうございました。
さっそくネギを串にさして炭火で焼きました。そのまま、あるいは少し塩をつけて食べるとほんとにおいしい。
ラッキーさんのほうき、感動しました。その姿の清浄さにまず見とれ、次に使ってみて心地よさにうっとりでした。
今年もどうぞよろしくお願いします。(Ms. 舞人/1月)


 

三が日も過ぎたのに〜今ごろ、ご挨拶です。
これが、今回の私の年賀状のデザイン、危惧していましたが、すっかりパソコンに馴染んでいます。
E-Mailのおかげで、森崎さんが先輩だということも分ったし、年賀状にアドレスを載せて送ったら、思いがけない人からのMailを受信するなど、おもしろい99年の幕開けとなっています。
私にとって、シェルパさんのお楽しみ箱は、とっても魅力的なのですが、躊躇する人のほとんどは、「何がはいっているのか、わからないのは…」(←それが、おもしろいのにぃ〜)、「一度にたくさん来るのは…」(←野菜の順番を考えてメニュー作るのが楽しいのにぃ〜)という理由があるようです。
Iさんはもちろんのこと、私も、Mさんも<おもしろがり><食いしん坊>という要素を、多分に持ち合わせています。<健康指向>だけでは、シェルパさんの魅力は分りにくいのでしょう。

森崎さんの文章はとても魅力的です。
ホームページだけでなく、文章を披露できる場があれば、<おもしろがり>が集まってきそうな気もするのですが…
森崎さんのこだわり(デパートの要請を断られた、という情報、お姉さま発−Iさん経由で届いています)を、喜ぶ人が増える年となるといいですね。
私も、せいぜいお弁当持参して、営業(?)に勤めることにいたしましょう。

では、今年も、よろしくお願いいたします。
お元気でお過ごしくださいませ。(Ms. ☆
Sap☆/1月)

*[シェルパ農場]
通販や卸し・自然食品店等の流通業者の方からこちらの商品を扱いたいといろいろ問い合わせがありますが、シェルパ農場では直接利用して下さる方にお送りすること一本に絞っております。

だいたい、こちらの野菜の「有機」の中身も調べないで、いきなり扱いたいというのは、ブームに乗って売りたい姿勢ばかり目立ちます。
先日テレビを見ていたら、東京の卸売市場の人へのインタビューで、「有機野菜とは?」と聞かれて、「無農薬野菜のこと」と答えていましたが、名前だけが先走って、有機野菜の定義がまったく浸透していません。
農家の人でさえ混同しており、これは無農薬だと言いながら、除草剤は使っていますと言うのですから、人の言うことを鵜呑みにはできません。
除草剤・殺菌剤・殺虫剤・土壌消毒等一切やらないのが「無農薬」で、化学肥料・土壌改良剤を一切使わないで堆肥・緑肥等の有機物のみでやるのが「有機」。
さらにその堆肥の内容も、農家によってまちまちです。堆肥によっては化学肥料の害以上に危険なものもあるし、化学肥料には害はないとする専門家もいます。
また、一般農家も堆肥を施用しているところも多く、少しでも有機物を使っているのを「有機」とするなら、以前からの野菜ほとんどが「有機」ともいえますから、その境界はまったくあいまいです。
実際にどうやって作られているかは、普通の消費者には調べられないことで、そこに直接やりとりする意義があります。
しかし、シェルパ農場としては、上記のような定義や基準のことは、当たり前過ぎて、何を今さらという感じでどうでもいいのですが、世の中の方があまりにいいかげんなので一言定義に触れました。
「健康野菜」と銘打って販売する業者には、たとえば化学肥料多投による硝酸態窒素の土壌からの流出が水質汚染の原因ともなるというような環境に対する問題意識が、その視野に入っていません。
環境を視野に入れたものなら、自ずと提供する姿勢に、たとえば水俣におけるチッソのように垂れ流しで利潤を追求するというのとは一線を画した、売るためだけではない「モノ以上」志向があるのではないでしょうか。
一方利用者も、「安さ・おいしさ」のみの追求ではない態度で向かい合い、その関係はカネ社会でないものへの道すじとなるのではないでしょうか。
一楽天皇の異名を取った故一楽照雄氏(有機農業研究会創始者)は、有機野菜は商品ではない、対価のお金は代金ではなく「お礼」だ、という言葉を残していきました。
含蓄のある言葉と思いますが、この対極にある好例が和歌山の「保険金+青酸カリ=手段を選ばぬ拝金主義」でしょう。
ここで引用したいのが、中沢新一氏の文章。“贈られたものは、ただの「もの」ではなく、贈った人の人格の一部となり、贈り物といっしょに、人は他者の人格ないし魂の一部を、受け取るのだ。…それは、等価性とか計算とか交換とかへの配慮を、すべてのりこえて、あらゆるものが決定不能の状態のまま、豊かな対話や受け渡しや消費を実現している、高次元の世界を開こうとしている。”(「純粋な自然の贈与」せりか書房)
…ということで、ちょっと長かったけど、流通業者の方と組めない「こだわり」の説明でした。(今年のお正月はナカナカ硬派じゃった。)
単に「他とは中身が違う差別化商品」だけでは満足しない本格派シェルパ農場の今後の動向にご注目?!


今年もおいしい野菜の宅配をお願い致します。
ネパールのお正月は、どのようなことをするのでしょうか?(Ms. セントラルパーク/1月)

*[シェルパ農場]
ラッキーさんの村では、旧正月にあたる2月頃の「ロサ」というお祭りを祝います。
特に何をするということもないのですが、普段あまり食べない米を炊いたり、肉料理やうどんを作ったりします。
村の20軒ほどの家が、順番に各戸に他のすべての家の人たちを招いて、食事をしたり踊ったりします。貧しい家庭は2軒で組んで招きます。
これを20日間近く毎日やるわけです。
時間のゆったり流れるネパールやインドでは、日本のように休み開けの帰省ラッシュに気を使うこともなく、たっぷりとお正月を過ごすんですね。
気持ちのゆとりが表情、態度でよくわかります。
経済的バブルから精神的バブルもはじけてしまった昨今の危うい日本の世相。「経済援助」の見返りに「精神援助」でもしてもらいますか…。


前略よく結球したきゃべつをころ切にしてしちゅー等にするととても美味。煮過ぎぬこと。(Ms. BASIL/1月)


今年は、普通の?大根は作っていらっしゃらないのですか?
青長大根より使い勝手が良いかな?と思うのですが皆さんの評判はいかがですか?
今年初めてのシェルパさんの野菜を楽しみにしています。(Ms. 北の国から/1月)

*[シェルパ農場]
青長大根に今のところ不評は来ていませんが、私もラッキーさんも良くなかった、とおもってます。以前の大蔵大根や去年の青首大根のように、2キロ(大きいのは3-4キロ)にもなってしまうと、重量がのしてしまうので、一度これを作ってみました。
今シーズンはこの大根しかないです。これは煮物にはイマイチですね。(普通の青首も少しだけ作りましたが、漬け物にしてしまいました。)
今年は、普通のもの(2キロにもならないもの)を作る予定です。


先月の野菜も、おいしくいただきました。
ありがたいことに、葉物の扱いに慣れてきたのか、無駄にしなくなってきました。
そうそう、今回は、あの、小さい人参を、天ぷらにしたのですが、あれは、本当においしい(他も嘘ではないが…。)ですね。たまたま、活車海老とかの新鮮な魚もいっしょに天ぷらにしたのですが、どんなネタよりこの人参がおいしかったです。わすれられない味を、また一つ覚えました。
今月も、そんな感動を期待しています。
よろしくお願いいたします。(Mr.K/1月)


ラッキーさん、ほうきありがとうございました!
すごーくいいです。はくと、なぜかパラパラとゴミが出てくる…魔法のほうきではありますが、とにかく置いていると心が和むのでステキです。(Ms.極楽浄土/1月)


ラッキーさん特製の帚、とても気に入りました。外が雪景色の中で作ったのかな?と想像していました。かわいくって使うのがもったいないので玄関に飾っています。
私のおなかの方は完全復活して、明日から仕事再開です。
おなかを壊した私が言うのもなんですが、ベトナムのお料理は本当においしかったです。
南国らしく野菜は本当に豊富でした。
コリアンダー、毎日のように食べましたよ。ミント類も多くて必ず一緒にお皿に出てきました。
シェルパさんのコリアンダーのおかげで難なく食べられました。ベトナムの人と指を差して「こりあんだー」と口をそろえた事もありました。
一番驚いたのが、春菊を生で食べるんです。食べた事ありますか?もっと、若くて、黄緑色に近いものですが口にするとしっかりと春菊の味がしていました。
カリフラワーが良く出まわっていました。カリフラワーは冬野菜のイメージがあるのでちょっと驚きでした。南国といっても今は冬なので作れるのかしら?とも思ったのですが…どう思われます?
でも、繊維質豊富な向こうの野菜を食べていても、肉類が多い食事になってしまいますね。
この肉はどうやって育てられたものだろう???と考えると、ちょっと口にするのを考えたり…
そんな事を考えていたら向こうでの食事は出来なくなるのでしょうが、こちらでは無農薬とかにこだわっていると???が増えてきたりします。
でも、日本人の口に合うお料理が多かったと思います。フランスと中国の文化が交じり合っているせいでしょうか?
あ、そうそうハム類が多いんです。何かの雑誌であんな暑い国で腐らないのはかなり薬類が入っているのでは?と読んだ事があったので「んー」って感じでした。
でも、おなかをこわしながらも、帰ってきてはまた旅の本を買ってよんではいつになるかわから無い次回の旅へ思いをはせています。
森崎さんは向こうへ行った時など、食事で困った事や「?」と思った事はありませんか?
野菜などは本当に豊かで、つまりは食事も豊かに感じるのですが、文化が押し寄せてくるとその食事に薬など文明の利器?みたいなものも加わり、一見豊かになったとしても体に蓄積されるものの豊かさって無くなっていくような…
東南アジアを旅するのが好きで、向こうの野菜の繊維質の多さ(トイレに行く時など実感)や大きさ、豊富さで、そのたくましさに驚いたり感謝したりしていたのですが、自然のままが失われ、それをまた取り戻そうとお金を払い…
有機野菜、無添加、昔乍らの製法の調味料類なんかはやっぱり高いですよね。(こんな事を森崎さんに言っては誤解が生じるかしら?)食事の事にまた考える機会を与えてもらったような気がします。
そう言えば、田舎の方ではサツマイモを多く見ました。サツマイモの蔓を前後にかごいっぱいに積んで歩いている人をたくさん見ました。市場でも売っていました。ベトナムの人は何に使うのかな?やっぱり食事でしょうか?
長くなりました。そうそう、(脈略が無くてすみません)籐のバスケット(果物入れのような)お土産を買ってきました。ラッキーさんに気に入って頂けるかな?と思っています。お送りしたいと思っていますので、気を長くしてお待ちください。(Ms. 北の国から/1月)

*[シェルパ農場]
おなかの方、落ち着いて良かったですね。
春菊を食卓で生で食べることはありませんが、畑では先をつまんで味見をしています。時期が遅くなると固くなってにがみがでたりするので、出せるかチェックしたりします。春菊に限らず、生が一番味がわかりますね。
カリフラワーは、この辺では11月の収穫ですが、南国なので遅くまでずれ込んで1-2月あたりが収穫期となるのではないでしょうか。

東南アジアの料理は辛く油こく、1ヶ月ぐらい旅行していると、塩鮭と漬け物が浮かんで脳裏から離れません。ニュージーランドでは、自分で料理できるゲストハウスがどこにでもあるようでしたが、時々ご当地の料理を味わいつつ、そこの特産を自分の好きなように調理する、というスタイルが長期旅行にはいいかなと思っています。

ネパールのナムチェで、大きなかたまりから切り売りされていたチーズをうまそうに食べていると、ロッジの大部屋で隣のベッドにいたヨーロッパ人がくれというので少しあげましたら、いかにもチーズには目がないという感じで食べていました。異国にいると、故郷の食べ物が恋しくなるのは皆同じでしょう。

サツマイモのツルは、インドネシアでバスを降りたそのまん前のお店で束にして売っていました。聞けば、野菜として売っているということで、興味がわきました。

地中海原産の春菊は、ヨーロッパでは鑑賞用、中国では格の低い野菜、ということを聞きます。野菜に限らず、仏教などもそうでしょうが、伝播されるにつれ、その利用のされ方や形態が各地方によって変わっていき、途上でのさまざまな発見が旅の醍醐味だと思います。

私が旅に開眼したのは、学生の時、丹頂鶴で有名な北海道の鶴居村に酪農のアルバイトに行った帰り、青函連絡線に乗って青森から鈍行で東京まで一人旅の時のことです。
行商の人、学生、いろんな人が乗ってきては降りて行き、南下するにつれ景色とあいまって人の風姿・言葉が微妙に違っていくことに、非常な興味を覚えました。

・・シェルパ農場の主題からずれそうなので今回はこのへんで。またいい旅してください。


TVでは、各地の雪の情報が流れています。
森崎さんの所は、大丈夫ですか。

それと、質問魔で恐縮ですが…
<3月からの越冬物>ってなんですか。というか、何が、どこで越冬しているのですか。
土の中?蔵の中?
物知らずですみません。
また、時間のあるとき教えてください。(Ms. ☆
Sap☆/1月)

*[シェルパ農場]
ここは雪が普通ほどんど降らないところで、影響はありません。雪は、松本や木曽地方で降っていてもここは降らないのです。美ヶ原や、北は志賀高原、浅間山あたりで雪は落ち切ってしまうのか、ここまで届きません。

<3月からの越冬物>というのは、「畑で冬越して春に利用する野菜」で、当地では、ネギの他、ホウレンソウ・ミズナ等の耐寒性の葉物、その中のアブラナ科からの菜花、ハーブ、等です。これらは冬の間、地上部は枯れてしまって根だけが残り、春になると再びみどりに甦ります。
この他、あまりやりませんが、ゴボウ・ニンジンも越冬可能です。
これに対して、<貯蔵物>とは、ダイコン・ジャガイモ等のように、秋までに収穫したものを、冬期利用するために土の中やムロ(室)で貯蔵するものをいいます。


近畿地方にも寒波到来、最高気温5℃でちぢみ上がっている私です。
それにつけ、そちらはもっときびしい中の農作業、本当にありがとうございます。
あたたかいなべ料理にしていただいています。(Ms.千手観音/1月)

*[シェルパ農場]
最低気温−15度にもなるこのあたりは、星も鼻水も脳ミソまでも凍り、骨は歩くたんびにきしんでポキリとおれそうです。(ちょっとオーバーでした。)
暖かいカトマンズにいたラッキーさんは、もっと暖かいところに逃げたいと言っています。


今年もどうぞよろしくお願い致します。
年末の苗木、鉢に植え替えました。楽しみです。
それから森崎さんの生姜、ありがたくいただきました。(記憶違いでなければ、土・健
(土と健康を守る会)時代に森崎さんのこだわりの生姜作りの話を聞いたことがあるんですが…。)(Ms.S/1月)

*[シェルパ農場]
もう10年以上前のことで、何を話したのか忘れました。
生姜は普通農薬を多用する・・という話かも。
高知県が主要産地で、当地のような寒地には適さない作物のため、皆さんにお届できるほど作っておりません。


年末に初めて野菜をいただきました。
お礼と送金が遅くなり、申し訳ありません。
(今日、送金いたしました)

濃厚な味で、とてもおいしかったです。
特に、にんじんなど、「砂糖を入れたっけ?」と思うぐらい甘くて、おいしかったです。

これからは下記の周期でお願いします。
通年:毎月2回
間隔は、どのようにしたらいいでしょうか。
第1週と第3週の月曜日という感じで宜しいでしょうか。

とりあえず、今月(1月)は、18日のみで、にんじんを追加でお願いします。(Ms.ソフィア/1月)

*[シェルパ農場]
間隔は曜日でも日にちでもご自由に指定下さって結構です。

12月と違って、次第に葉もの(コマツナ等)はなくなり、根もの(ダイコン等)が増えていきます。ニンジンも、次回は増えていますので、取りあえず追加なしでお送りしますが、足りない場合はまた追加注文下さい。

有機農法によるニンジンは、トマトやタマネギなどと共に、特にチガイがわかる野菜です。
今月、スーパーでキュウリが100円で売っていたので、試しにラッキーさんが買ってきました。全く味がなく、これでは野菜嫌いになってもしょうがない、と思いました。
旬ではない野菜を食べさせて、子供を野菜嫌いにするよりも、現在あるもので工夫してレパートリーを増やす方がいいのではないでしょうか?
ところで、ある1つの作物の料理法がいくつ頭に浮かぶかで、それをどれだけ利用しているか、どれだけ好きか、がわかると思いますが、「豆」に関しては皆さんいかがですか?どれだけの料理法が浮びますか?
渡辺早苗著「豆料理」(雄鷄社)には煮物の他、サラダ・スープ・オムレツ・コロッケ・揚げ物・グラタン・カレー・パスタ・ケーキ・パイ・スフレ等々30種以上のレシピがあって、驚きです。
これから葉ものがなくなると、利用法の多いインゲン豆等が入ります。レシピも付けますので試してください。きっと豆好きになりますよ。


シェルパほうきは、凝ってますね!
ジャガイモやニンジンが多かったのでうれしかったです。(Ms.T/1月)


本年も相変わりませず、お世話になります。よろしく願います。
大好きな白ネギ、惜しげもなく、ふんだんにいただいています。
スーパーのまっ白なネギに食欲は湧きません。(Ms.Y/1月)

*[シェルパ農場]
ネギ10kgの別注、ありがとうございました。
ネギはシェルパ農場の野菜の中でも自信作です。
現在畑に残してある越冬ネギは、12月から3月の間、地上部は枯れて見る影もないですが、4月に出てきます。
今出してますネギは、12月始めに掘り出し、束ねて乾燥させた状態でビニールハウスに貯蔵してあるものです。次第に乾燥が進み、外から一枚一枚紙のようになっていき、中身が痩せていきます。2-3月のものが一番みすぼらしくなってきますが、味は濃くなり甘味があります。
ウチではよく、タマネギの代わりにネギをたっぷり入れた卵丼を作ります。


ラッキーさんの手箒、ステキなお年玉有難うございます。
ドジな私は野菜達を片付ける時、いつも土を玄関の床に上げてしまうのですが、この箒があればもう大丈夫、嬉しいです。
ネギは、甘くやわらかくて、感動しました。切り口に白いゼリー状の物が詰まっていて“あー、これが甘味の正体か”と思いましたが、どうでしょうか。(Ms.H/1月)

*[シェルパ農場]
よくわかりませんが、そうかもしれません。


今年も緑や赤の贈り物を期待しています。(Ms.M/1月)


前略BASILです。25日(月)夜便でお願いします。ほーきに乗って魔女の宅急便・・・(Ms.BASIL/1月)

*[シェルパ農場]
ちょっと話は長くなりますが、近頃なにかと物騒な世の中、夜遅く女性1人の所に宅急便、というのもチト心配、ということでバジルという名を宛名にして男を装う、というのはどうかと、当て字を考え、(私の老婆心からではないですが、)「婆汁」ではマズイカ?と思い、まずBASILの正確な発音を、と辞典を調べたところ、その意がなんと、

 basil/━【植】メボウキ《ハッカに似た植物、貧乏の象徴》、バジル《メボウキの葉;香辛料》(ジーニアス英和辞典による)

と出ました。貧乏ではマズイと、別の辞典をひくと、

 basil/━《名》[U] 【植】 メボウキ, バジル, バジリコ 《ハッカに似たシソ科の草木; 葉は香辛料》.&ギリシャ語「王者らしい」の意(研究社新英和中辞典による)

凶から一転して大吉が出ました。
しかし、「貧乏の象徴」と「王者らしい(王者の風格?)」???
ワケがわからない…
「清貧の王者」か?これならばなかなかイケル、と勝手に感心してしまいました。
BASILさんのおかげで勉強になりました。

ま、上のは単なる思いつきで、宛名はこれまで通りいきますが・・。

 

地震!?大丈夫ですか?FROM 清貧の女王

*[シェルパ農場]
3回ほどグラグラときましたが、大丈夫です。物が落ちるほどではありませんでした。


お久しぶりです。
一ヶ月に2度のペースから冬場に入って1度に変えてみると、なんだか、とても懐かしい気持ちになって野菜を手に取ることになりました。

<美しい!>のは、ラッキーさんの箒です。さっそく、テーブルの上を掃いてみました。フランスパンの屑を掃きに来てくれるときの箒みたいで、とっても嬉しく、楽しい気分になります。
そして、いい香がしますね。なんですか、あの箒の材料は?
「立てたらあかんよ」---というのは、商売をしている母のセリフ。
逆さに箒を立てるとお客さんが帰るという、あれです。
母は、立てずに手にとって柄の部分の繊細さに見入っています。

それから、たくさんのお豆さんやキャベツ、ありがとうございました。(豆好きの父が大喜び!)

品目の感想一覧もおもしろく、森崎さん一家のしてくださることって、楽しくなるなぁ♪
と、またまた感じた今年の<初シェルパ>です。(Ms. ☆
Sap☆/1月)

*[シェルパ農場]
箒の材料は茅(カヤ=ススキ)です。
最近は耕作のやり手が減少してきて、便利の悪いところから荒地になっていき、カヤが生(は)えてきます(この辺では、「おいてくる」“生い茂る”といいます)。


毎度ありがとうございます。
ちょっと気になったのですが、じゃがいもがシワシワなんです…。(Ms.BASIL 改め「清貧の女王」/1月)

*[シェルパ農場]
ジャガイモは8月に収穫し、その後ムロに保存し、12月になって凍みるようになると、凍土となる分より深く土中に埋めて貯蔵します。
土中は温度・湿度の点で理想的で、春までもちます。
ただ、その間芽が出てきて、何回か芽掻きします。当然養分が取られていきます。
また、掘り出しが雪や凍みに対して容易なように、ウチではビニールハウスの中の土中に埋めていますので、雨がかからないため多少の湿度不足もあるかもしれません。
この2点で次第にシワシワになっていくかと思います。
このあたりの農家はどこでもそのように5月頃まで貯蔵しますが、早春に出てくる九州の芋に比べるとやはり全く見劣りします。
また、冬の間一般の市場に出ているのもシャキッとしているようですが、ジャガイモ貯蔵適温の0-5℃+適湿に保つ施設で保存しているからでしょう。
でも芽掻きの方はどうしているのでしょうか?まさかポテトチップスになるアメリカからの芋のように放射線で芽止めをしたりはしていないと思いますが。
とにかく、全国各地から集荷して小売する業者と違って、シェルパ農場では、昔ながらの普通の貯蔵法での野菜をお届けすることしかできません。自然界のすべてのものが、やがて朽ちていき、自らが次世代の種となる過程のもので、ある程度しようがないと思うのですが、いかがでしょうか。


(長文のお手紙につき前略、中略数カ所。)
以後、Handle Name は清貧の女王、でキメたいと思いますんでよろしく。

野菜たち、すっかりシブイ顔ぶれになりましたね。正直ちょっぴりさびしいけど、なんせ冬だし、その分人参とかたくさんはいっていたし、冬来たりなば春遠からじ、ですよ。
何よりマチガイなく使いこなせるメンバーだ。
(ザンゲしますが、牛蒡さん、半分ぐらい干しゴボーになってしまいました。正月&小旅行&風邪引きしてる間に。)
(でも水に浸してからキンピラにしてちゃんといただきました。)

キャベツと豆のスープ煮込みはなんてことない味だけど美味しい、というお惣菜の王道の味でした。ただ私はトウガラシとニンニクをいれましたし、ブーケガルンはありあわせのドライハーブで間に合わせましたが。あと、塩味がうすいので、食べるときに塩(岩塩だとステキ。私は沖縄の。)を添えてみました。翌日はゆでマカロニにかけていただきました。

作付その他について。
セロリはあきらめましたが、ハーブのリクエストします。
☆ディルかキャラウェイかフェンネル
☆スープセロリ=芹菜(キンサイ)
☆ロケット(ぜったい美味!)
☆アメリカンクレス(陸性のクレス)
☆ベルガモット
☆ローズマリー
よかったら作ってください…
食べたい見たい嗅ぎたい

果物(果樹もの)、キノコも期待しておりますです。
大根は青長さん気に入ってますが、白いのも欲しいです。
白菜だけは今年のはイマイチ魅力に乏しいですね。

本日、シェルパホームページに初アクセスしました。(“インターネット体験、30分500円!”)

通信欄の常連さんたちも大阪あたりの方々が多いんですね―、そのへんのスーパーですれちがってたりしてね。

中沢新一氏の文章等、考えさせられつつ、その通りとも思いつつ、実態はただの「おもしろがり・食いしん坊」なシェルパ農場消費部門担当者より、感謝をこめつつ乱筆を置きます。(Ms.清貧の女王/1月)

*[シェルパ農場]
作付リクエストについて。
☆スープセロリ=芹菜(キンサイ)
これは昨年種を蒔きましたが、ナゼか発芽せずでした。今年もやってみます。
☆ベルガモット
これは、現在畑にあります。何軒かにいきました。
その他のものもできたら試みたいです。

大阪方面に行くシェルパ農場の野菜の割合は多いです。
清貧の女王様のところから歩10分ほどの場所に住む姉の他、もう2人の姉が大阪でシェルパ農場営業部門担当?をやってくれているおかげで、時代の先端のインターネットを押さえ、「口コミ」により、ネズミ講のごとく大阪市場を制覇している…ということもないですが、女王様の4km圏内にもう4人取っておられます。(そのうちの1人が常連の☆
Sap☆さんです。)
誰かと同じスーパーに行っておられる可能性大です。


1999.02


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