日蓮聖人の霊跡参拝や大会記録

1、日蓮聖人立教開宗750年慶讃中央大会=発願の集い

    平成9年5月28日

 日蓮宗では、平成14年に日蓮聖人立教開宗750年をお迎えするに当たり、平成9年5月28日、「横浜アリーナ(神奈川県横浜市)」で発願の集いが行われた。当日は全国各地から約13,000人の僧侶・檀信徒が大結集して、一糸乱れぬ荘厳な大法要が奉行された。大導師の田中日淳猊下(池上本門寺貫主)は、「全世界にお題目と法華経を広め、立正安国、世界平和を実現しよう」と力強く発願された。

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2、佐渡島の霊跡

 平成9年6月18日〜20日調査で佐渡島へ行って参りました。佐渡は日蓮聖人配流の聖跡で、至る所にその聖地が残され護られています。今後その聖地をいろいろご紹介させていただきます。

  1. 経島 日蓮聖人のご赦免の知らせを島にもたらしたのは高弟の日朗上人でした。文永11年(1274)2月14日ご赦免。「3月7日の夜、小木浜に着船し、性善坊の家に一夜を明かし翌8日ここをうち立ち給ふ」と『真実伝』は記している。一説には「小木浜近くで難破。矢島に漂着した日朗は小高い岩の松かげによじ登って経文を唱えていると学法房なる僧に救われて手厚い介護を受けた」とも伝えられている。
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  映像

    解説は、佐和田町市野沢 御松山實相寺 佐渡友恵隆猊下です。

経島 rm(ストリーミング) 経島 kyojima.avi 576KB

3、七面山頂よりのご来光

 七面山は山梨県身延町身延山の西方20キロメートルにある山。標高1982メートル。山上には身延山の守護神七面大明神をまつる敬慎院がある。永仁5年(1297)南部実長侯と日朗上人によって祭られたという。
 七面大明神は『七面大明神縁起』(元政上人)によると、吉祥天の垂迹で、鬼門を閉じて七面を開くのでこの名があるという。建治3年の頃、日蓮聖人が説法をしていると、その日の参詣聴衆の中に妙齢の佳人がいた。南部実長はこの美女を見て何者であろうかと不審に思った。日蓮聖人はその疑いを知って本来の姿の毒蛇の姿に身を変えさせると、実長は疑いを解き随喜したという。毒蛇はまた美女に身を変えると日蓮聖人に対し、身延山を護り、一乗信受の者の所願を満足させようと誓って、七面山に去ったと伝えられている。


 七面山頂のご来光は、春秋お彼岸の御中日の頃、富士山の山頂より昇るといわれています。これは檀家さんのお子さんがちょうど晴天に恵まれて撮影できたというものです。

1,随身門前より富士山を仰ぐ御来光 
2,太陽光線が随身門をくぐる 
3,太陽光線が宝珠殿・御宮殿を照らし、七面大明神の御尊体と一直線になる
         撮影 平成2年9月23日(お彼岸の中日)
            速渡久美子氏

  
1,随身門前より   2,太陽光線が随身門をくぐる 3,太陽光線が宝珠殿・御宮殿を照らす