シェルパ農場

Sherpa farm宅急便

 

通信欄

1999年3月


前回のふきのとうは「ふきのとうやきみそ」というのを、インターネットの検索で見つけて作ってみました。
このホームページを作っている方は札幌の方で、色々な山菜料理が載っていて楽しかったです。
昨年は図書館から山菜料理の本を借りてきたのですが、今年はこのページを活用しようと考えています。
そのかたにはまだメールを送っていないのですが、今度森崎さんにもアドレスをご紹介したいと思います。
これからの時期、結構皆さんもつかえるかなー?と思っています。

*ふきのとうの焼き味噌
1 ふきのとうは粗みじん切り

2 かつお節はフライパンで香ばしくぱりぱりに乾煎り(手で細かくもむ)

3 サラダ油でふきのとうを炒める

4 色鮮やかになって油が回ったら味噌80g+酒大2を絡めながら炒める。(ふきのとう10個分に対しての量)
5 かつお節を加え味噌がこげて風味がたつまで焼く。

みなさんは良く作られるのかしら?山菜料理はまったくの無知なので私はこんなホームページが大助かりです。
ところでMs.北の国からのペンネームを聞いた時思わず笑ってしまいましたが、故郷札幌が大好きな私なのでNo Problemです。(Ms.北の国から/3月)


今日は愛しのニンニクについて書きたいと思います。
ニンニクは私の理性を失わせる食べ物の1つで、以前、2個食べて下痢をしたことがあります…。
最近は多くて1個にとどめていますが、シェルパのニンニクは最高!!!ですヨ。
焼いて塩をふって食べるので、他のニンニクとの味の差がよくわかるんです。
私って、ニンニクの違いがわかる女なのですネ、
ハ ハ 
又、新鮮なためか,品種のせいか、あまり匂いもないのも嬉しいです。(Ms.極楽浄土/3月)


先月は、たまたま、到着してすぐに、私が料理をすることになり、じゃがいもで、サラダをつくりました。
ゆでたばかりのじゃがいもをつぶす作業の時、つぶす道具についたじゃがいもを、食べましたが、とってもおいしかったです。
幸せです。(Mr.K/3月)


“おばさん”といたしましては、めずらしいコリアンダーは私も友人のMさんも苦手です。肉料理に合うとか、タイ料理に欠かせないとか教えてもらうのですが、どうもねえ、ニオイがきつくて。
関西では細ねぎとかやっこねぎをうどんやみそ汁にふんだんに使います。それは作ってもらえないのでしょうか。(Ms.千手観音/3月)

*[シェルパ農場]
コリアンダー次回から省きます。これは嫌いな人にはダメでしょうね。
今年から細ねぎが出ます。


ふきのとうの天ぷら以外の利用法を教えて下さい。
りんごの枝は発根しますか?
念の為伺いますが香菜の種は発芽可?(Ms.清貧の女王/3月)

*[シェルパ農場]
フキノトウ利用法
@刻みフキノトウと味噌を混ぜ、ヘラに付けて火であぶり、香ばしくなったのをご飯や蒟蒻田楽にのせる。好みで砂糖やみりんを加えてもいいです。
A白あえ:水気を絞った豆腐、練りごま、塩、砂糖であえ衣を作り、ゆでたフキノトウの半割り、焼き椎茸細切り、短冊切り刺身こんにゃくに混ぜる。

リンゴ発根しないでしょう。
香菜(コリアンダー)の種は発芽可。


今日は、テニス・コートでお雛祭り。散らし寿司に桜餅だんご、のり巻き・・・・・餃子&ビールで、楽しくも雅なひとときを・・・・・・過ごせるわけないか。やっぱ餃子にビールっちゅうのが、まちがいだった!のだった!!えーもうビールないのーってな調子で、もう、酔っ払ったんだか、花粉症なんだか、よくわかんない〜状態で、また数ゲームやりました。もう、ガハハハもんでした。

市民菜園の方は、今年は、10倍の難関を突破して?当たったようです。まあ、15uだから、それほど大変でもなさそうですが。いろんな人に聞いて、本も買って、この前の日曜日に、30cmほど耕して、石灰と腐葉土をまきました。
だんなも手伝ってくれて、いい運動になったみたい。
来週は、一番簡単な じゃがいもを植え付ける予定です。
もちろん、化成肥料や農薬ぬきでやります!(Ms.どんべえ/3月)

*[シェルパ農場]
無農薬で春一番の野菜のうち簡単なのは、グリーンレタス(不結球レタス)、ジャガイモ、葉物、もうちょっとしてズッキーニ等。
今度はテニスコートでなく、菜園でもぎとりレタスでグビグビヒックィですね。


コリアンダーの葉は私には臭いが好きになれませんので送っていただかなくていいです。
ネギは美味です。細く切って冷凍して食しています。
みずなはシーチキンの缶詰と煮物にしていただきました。3月ですが柔らかく一人で食べてしまいました。(Ms.I/3月)

*[シェルパ農場]
ミズナはサラダでもおいしくいただけます。
塩もみしてシーチキンの缶詰としょう油で和えるといいですね。ミブナも同様です。
現在まだ厳寒期の縮こまった状態から回復しきっていませんが、もうすぐに春の新鮮な感じに戻ります。


試しで3ヶ月と言っていましたが、以後も継続してお願いします。
先月初めて豆のおいしさを知りました。
実は、豆料理をウチでしたことがなく、ただ面倒なものと思っておりました。
シンプルでおいしい料理をこれからもっと取り入れようと思います。
どうもありがとうございました。(Mr.M/3月)


通信欄精読し、菜の花を逃したのでは!?と焦ってます。いつ頃までありそうですか?
なるべく品数多く!というお心づかいを感じました。(さすがのコリアンダーもまだ初々しく…)
リンゴの枝は水にさしてたら花が咲くんですか???
ふと気付いたのですが私この半年でキャベツ10コはたいらげました。ちょっとスゴイかも。(Ms.清貧の女王/3月)

*[シェルパ農場]
菜花3/下〜4/中が本番で、先に出ましたのはハウスのあわてんぼうです。
リンゴは、ハウスで目出ししてお送りしようかとも思いましたが、そちらに送ったほうが、暖かいので早く咲くかと、まだ出る気配はないですが、お送りしました。こちらで咲くのは、4月の下旬です。
キャベツ、私もラッキーさんも1人20ケはやっつけてますね。10コというのもマズマズのご成績であります。ますますのご健闘を!


この間送っていただいたコリアンダー、まだ元気です。 日数がたち、くたびれていたので、浄水器の水に漬けておいたら、あの独特な香りがまた新たに楽しむことができました。
今月もコリアンダーがあるとうれしいのですが。
よろしくお願いいたします。(Ms.Wave/3月)

*[シェルパ農場]
コリアンダーは毎回入ります。


お元気ですか。
皆さんの「今月の声」を読んで、<ふきのとう>に気がせき始めました。
確か、昨年は4月ごろに入ってきたような記憶があるのですが…
先日、歌舞伎座の帰りに立ち寄った鎌倉の寺の庭に咲ききったふきのとうがいくつもあり、いよいよ焦りは強くなってきました。
…ということで、今月は20日午前中着で、お願いします。

「山菜摘み」ってしてみたいなぁ、と憧れます。
わらびやたらのめが入っていたのも、初夏かとまがう暑さの5月初めでした。
大阪はこうも暑いのにほんとの季節はこんななんだ、と思い新聞の包みを開けていきました。
彩りとか季節感としてではない、味覚として抜群の菜の花も、もうあと少し待てばよい頃でしょうか。

春は、やぱっり、ウキウキしてきますね。
その春に、極楽浄土と二人して、「山菜摘みのお手伝い」(足手まとい?)かたがた、大先輩の元をお訪ねしようと計画していました。
―――残念ながら、予定していた日に私の方の会議が入り、この度は見送ることになってしまいましたが、いつか、必ず。
ゴールデンウィークというのは、シェルパ農場の付近もやはり賑わうのですか。
いろいろな野菜の花も見たいなぁ。
ほんとうに、いつか、必ず。(Ms. ☆
Sap☆/3月)

*[シェルパ農場]
山菜の時期はまだまだです。長過ぎる冬、のんびりやってます。
世間は忙しいですが、お金より時間をぜいたくに使うシェルパ農場で、皆様もごゆっくりなされまされガラムマサラ。
ゴールデンウィークには、美ヶ原・霧が峰・白樺湖・湯の丸といったあたりはたいへん混みます。シェルパ農場のすぐ近辺はいたって静かです。

ここのところ、ずっーと忙しくて、「時間の贅沢」におおいに心動かされました。
「とっても行きたい」はネパール語でなんというのですか。
ほんとに、行きたい。(Ms. ☆
Sap☆/3月)

*[シェルパ農場]
「とっても行きたい」はネパール語で、"デレイ ジャヌマンラクチャ”だそうです。
シェルパ農場の野菜を定期購入の方またはそれに準じる貢献をされる方々をシェルパ族と呼ばせていただいておりますが、一族の皆様はいつでも我家訪問宿泊ご自由です。
ここをベースキャンプに山でもスキーでも温泉でも勝手にやって下さい。
現在、宿泊は母屋のスウィートルームになっておりますが、いずれは「一階土間へっつい付キッチン、中二階山小屋風雑魚寝ルームの離れ」を作って一族専用ロッジとし、ラッキーさんがネパール料理をご提供、という計画を立てておりますが、いつになるかわかりません。


今週注文をしようと思ってホームページを見たのですが、我が家の畑ではこの所の暖かさと雨のおかげでミズナが大きくなりカット品目になってしまったので今回は見送らせて頂いて、3月下旬からの春物に期待をよせようと思っています。
森崎さんのねぎが恋しいのですが…見送ると書きながらも迷っている私です。
浅葱も大きくなってきているので待つほど嬉しさ倍増と思いたいですね。
でも自分で作った野菜って本当においしいです。先日も鯛(ほとんどあら状態)をだしにしてなべにしたのですが、ミズナが甘くて「おいしい!!」を連発していました 。きっと気持ちが入るからでしょうね。
ホームページをチェックしながらまた注文の機会をうかがっていたいと思います。
注文でもないのにメールを送りすみません。
なんとなく習慣のように送らずにはいられなかった???(Ms.北の国から/3月)


本日大阪24℃。りんごの枝に新芽発見。犬の足、は黄変。WHY?(Ms. 清貧の女王/3月)

*[シェルパ農場]
犬足冬期黄変、春期回復可能性在。or大阪不適応故悶死や(詠嘆)。Oh my dog!

ざぶとん2枚!! (Ms. 清貧の女王/3月)


あ〜、おいしかった。
今、食後のミントティを飲んだところです。
「肉料理に」とあったのですから、食用ですよね?
って、もう飲んでしまいましたが…
菜の花のあえもの(マヨネーズ・つぶマスタード・かつおだし・土佐醤油)
ねぎとシラスの炒め物(うちの定番)
ふきのとう味噌(北の国からさんのレシピ、これやってみたかったのです)
可愛い可愛い菊菜は豆腐の味噌汁に。
そして、息をのんで見つめた二十日大根は、酒で炒りつけた牛肉に葉をまぶし、輪切りにした実(?)の部分を上から散らしました。
ねぎは「今年になって一番のおいしさ!」と両親が大喜びです。
昨年も思ったのですが、菜の花はこの辺の市販のものと随分形が違いますね。
葉とかつぼみのあたりとか。
そこで、菜の花、二十日大根、ふきのとうは一つずつ残し、お絵描き用にしました。なんとか時間を作って描こう!と現時点での決意です。
半分残したねぎは明日、焼きねぎに。
いんげんも水につけました。
やっぱり、やめられませんねぇ、シェルパ族は。(Ms. ☆
Sap☆/3月)

*[シェルパ農場]
ネギは厳しい冬、身を縮めて乗り越えてきました。それだけにうまみはあると思います。昨日一昨日の雪で10-20cm積もりましたが、ネギも半身埋まってしまいました。この雪の水分でまた一段とシャキッとして、新鮮な感じになりました。掘る時気をつけないとポキッと折れやすくなっています。
市販の菜の花は、菜の花として出荷するために育種した専用種で、形も整って見栄えするようです。ウチのは、自家採取のコマツナ他をトウ立ちさせたものです。もっともこのコマツナ、他のアブラナ科のなっぱと交配して一般のコマツナと形状が違ってきましたが・・。
ついでながら―[警告] 尚、シェルパ族、其伝統固守為、禁一切交配with市販野菜食バルバロイ!?

請フ、御安心。市販野菜見ル有ル耳。(注)耳=ノミと読む。(Ms. ☆Sap☆/3月)


*[シェルパ農場]
生育状況
確かに今頃は雪が降ってもおかしくない時期ですが、3月中旬はバカ陽気で、おかげでハウスの野菜もいつもより早く育っています。
しかし今日は非常に冷たい北風で、雪の中のゴボウ掘りネギ獲りは日が高くなるのを待ってやりました。
現在二十日大根(赤)や春のネギが出てきましたが、次は白の二十日大根、ホウレンソウ、コマツナ、ベカナ、グリーンリーフ等が出ます。
パクチョイ、レタス、サラダ人参、豆苗、サイシン、コカブ、日野菜カブ、シュンギク、エンドウ等がその後出てきます。
ナス、スイカ、メロン、トマト、キャベツの苗も順調で、珍しいところでは、赤黄ピーマン、レイシ、オクラ、ミツバ、スープセロリも蒔きました。
今年は、耕作面積を拡張し、四季を通じてより一層の品目数の充実を計ると共に、購買数増大に耐えられるよう頑張っていきますのでご支援のほどを!


春の野菜を楽しみに待ってます。(Ms. マリア/3月)

*[シェルパ農場]
Ms.Mさんは確かクリスチャンということで、当通信欄でのお名前をマリアさんとさせていただきます。


フキノトウ、赤いラディッシュの愛らしさ、大好きなネギ…箱をあけると春がいっぱいとびだしてきて感動でした。
間引き菜もシャキシャキした歯ざわりでみずみずしくとてもおいしかったです。
今月は私の都合で(娘がシェルパ農場さんの近くの東部町田中で結婚式をあげました…私事ですが)遅く配達していただいたので待ち遠しかったのです。有難うございました。(Ms.北国街道/3月)

*[シェルパ農場]
田中とは近いですね。
東部町は名力士雷電の出身地で有名で、田中の近くには北国街道の宿場町で古い家並みが保存されている観光地「海野宿(うんのじゅく)」があります。
そこで、Ms.Hさんの当通信欄でのお名前は、同じ頭文字の北国街道さんとさせていただきます。
北国街道は佐渡産出の金を江戸に運ぶのに利用された街道です。
Ms.Hさんへの金は、シェルパ農場の野菜です、ナンてことを言ったりして…


花が咲きました(←菜の花)
芽が出てきました(←リンゴ)
細長くなってきました(←フキノトウ)
…絵 まだ描いてません。
時間に追われる日々
シェルパ族としてはお恥ずかしい限りです。
ヤレヤレ…(Ms. ☆Sap☆/3月)


珍しく高熱でダウン。治りかけにお野菜が届いてホント、嬉しかったです。
こういう水分を渇望していたんや…と新聞紙を次から次へと開いてくんくん。
羽子板の羽根のようなかわいいラディッシュを見つけたときにはカリッカリッとかじっていました。
連れ合いはねぎが大好きで「おいしいネギは焼くに限る」と焼いて塩をふって食べています。
(舞人は美しくてうれしいけれど恥ずかしい。ちょっと考え中。)
(Ms.舞人/3月)

*[シェルパ農場]
舞人という名は、Ms.Iさんが編集協力された本のタイトルから拝借しました。


ふきのとう、菜の花、春を楽しませていただきました。
4月が大変楽しみです。(Ms.紫式部/3月)


先日、某モンゴル料理屋さんでお姉さんにお会いしまして、シェルパ農場のことをおうかがいしました。
前から一度、無農薬野菜のたくはいをお願いしてみたいなぁ〜とは思っていたのですが、なにしろ1人暮らしなので、食べ切れるかどうか…と思っていまして…。
(中略)
早速、シェルパ農場の資料をお送りいただき、ありがとうございました。
私も地球の環境問題(ヒトのカラダも含めて)にはとても関心があるのですが、何しろ“雑誌編集の仕事”と“1人暮らし”で食生活の方はすっかり不規則&不健康(朝ごはん抜きとか晩ごはんホカ弁とか…)になっており、何とかもっと人間らしいあたり前の(おじいちゃん、おばあちゃんがしていたような)生活がしたい…と、常日頃から有機野菜の宅配というものに憧れておりました。
そんな中、森崎さんのお考えには大賛成&大感動!!
まさに理想のお野菜たちですね。
資料を拝見している内に、あんまり美味しそうで、ジュルッとヨダレが…。
ぜひぜひ味わってみたいです。
(Ms.Twiggy/3月)

*[シェルパ農場]
私より上の世代はとにかく食うことが先決ということで突っ走ってきました。
家庭から家事を削減し、農家は自家消費の野菜を作らなくなっていきました。
金を稼いで買ったほうが安いというわけです。
いつのまにか、まわりにはゴミとやたら忙しい灰色紳士だらけになってしまいました。
考えてみれば私は反対の方向に行くかのようでした。
20代の時、すんなりそんな流れに入っていけなかった私は、「大昔の人は自然の中だけで生きれたのにナゼ今できないのだろう?」と、アホなことに、山に入って試してみました。(しっかり米は持って行きましたが。)
山菜は見つからないわ、魚は釣れないわ、まして獣なんぞ獲れないし、スゴスゴ山を下りて、都会でまたアルバイトをする始末です。
この疑問は、自分で農業を始めてすぐに解けました。
農業を始めた時、別に出荷をするいうことなんかは考えておらず、ただ自分の食べるものくらいは作れればいい、という程度でした。
ところが、自給ということのほうがずっと難しいのです。
1年やってみて、それは不可能であることがすぐに解りました。
野菜の他、米、家畜(鶏、ヤギ)、味噌、木炭、家までも作ってきましたが、その材料そのものや、それを運ぶ車・燃料は自給できない。
文明が生み出したそれらなしに、狩猟時代にしろ農耕時代にしろ、大昔の人が自然の中だけで生きれたのは、一人ひとりのバックに、ムラとかコミュニティとかの人間の集団があったからなのだ。
賢明な皆さんにはこんなことは自明のことかもしれませんが、私には実際やってみるまで気がつきませんでした。
都会でひとりで生活していても、バックに人間の集団があることに変わりはないのですが、厳しい自然の中におけるほどには自覚しにくいのではないでしょうか。
文明という砦の中で、マンションの一室で、自然や人間がガラスの向こうにあるような実感しにくいものとなっているのではないでしょうか。

ところで、「地球の歩き方、ネパール」の読者の投稿に、こういうくだりがありました。
 『インドを長く遍歴したKさんは種を蒔くだけの有機農業をこの地でやり、自給自足の生活をしたいと言う。今はネパール人の嫁さんを探している…』
「種を蒔くだけの有機農業」?
ナメトンカイ!と言う気力もなくなりますが、こうした表現の背景には、「わら一本の革命」の著者福岡正信さんの不耕起・無肥料・無農薬の何もしない自然農法というのがあるのでしょう。
この「何もしない」というのは、できるだけ自然にまかせ人智を排した無為無策という意味で、種を蒔くだけの農業なんてありません。
こうした人もやってみればすぐに解るのでしょう。私も似たり寄ったりでまだわかってないこともあるかもしれません。


 


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