私の趣味のひとつがキャンピングカーです。アウトドアを楽しむためには、キャンピングカーは大切な道具です。アウトドア用品を満載して、海に山に川に湖に出かけるのが、最高の楽しみです。
○私のキャンピングカー歴
昭和58年 セカンドカーとして、ボンゴワゴンを購入しましたが、この頃のボンゴは後輪がダブルタイヤで前席外付けクーラー、リアクーラーなしで 設計が非常に古かった。
昭和60年 新型ボンゴワゴン発売を機に、買い替えをしました。この車は具合がよくて平成8年頃まで乗りましたが、シートをフルフラットにすると荷物を置く場所がなくなるし、車内で2〜3人しか寝れないのが難点でした。
平成3年 当時、須坂市にあったカーインテリア高橋というショップで、キャラバンスーパーロングキャンピングカーベースの車両を購入し、ワンオフで制作してもらいました。購入後も使いにくいところを自分で改造して、平成15年まで乗りましたが、オートマチックミッションにトラブルが発生して、それを機に廃車しました。
平成15年 中野市のバンクラフトというショップに仲介をお願いして、セキソーボディのグランドハイエース版パートナーを購入しました。これまで9年間乗ってきましたが、最高に気にいっています。
具体的には、
@エンジンが前にあるので、リアシートへのウオークスルーができて、雨の日なんかは便利です。
Aバンクベットに2人、フロアベットに3人寝れます。
Bマルチルームがあるので、ボータブルトイレが置けますし、物置としても活用できます。
C全長が5235mm でやや長い。一般の駐車場は5mで設計されているので、少しお尻が出てしまいます。
Dエンジンは3400cc 185PS で山道や高速道路でもパワー不足を感じません。
E運転席と助手席のシートは180度回転できますが、やや窮屈で、回転した状態ではエンジンかかりません。あまり使うことはありません。
F車両価格 2WD \4,980,000 4WD \5,230,000 5235×1800×2600mm 乗車定員:7人 就寝定員:5人 20リットル清・排水タンク
Gグランドハイエースキャンパーベース車の最少回転半径 2WD:6.2m 4WD:7.0m
4WDは必要か | 雪の山道と砂浜の走行には役立つことがあるが、4WDでよかったと思うのは年に数回でしょうか。デメリットとして燃費が2割程度悪化する。最少回転半径が6.2mから7.0になって取り回しが悪くなる。車両価格が25万高くなることです。山奥のスキー場へ行く時には後輪駆動のため、滑りやすいのでチェーンが必要になることがあります。頻回にスキーに行かれる方には便利かもしれません。 |
サイドオーニングは必要か | サイドオーニングを問題なく使用できるのはオートキャンプ場のみではないでしょうか。道の駅や高速道路PAを主に利用している人には必要ないでしょう。 |
掛け布団は何がよいか | 以前は封筒型シュラフを使っていましたが、夏は暑くて、反対に冬は寒くて困りました。現在は夏はタオルケット、春秋は毛布、冬は羽毛布団を使って快適です。 |
シーツはどうする | マットの上にセミダブルのベットパッドをシーツの代わりに敷いています。まるまりにくいし、洗濯もできるので便利です。 |
電気毛布は必要か | 冬、寝る時には暖かくなるものがほしいです。家庭用電気毛布が使えればよいのですが、安価な矩形波のインバータでは作動せず、高価なサイン波インバータを買わなくてはなりません。12V用の電気毛布も売られていますが、温度調整もできないし、かなりの電気を消費するようです。今使っているのは豆タンアンカです。豆タン1個で18時間くらい暖かさが持続します。欠点として、点火に時間がかかることで、ガスコンロで10分くらい焼かないと点火しませんが、「マッチいっぱつマメタン」を使えば簡単に着火できます。一度点火してしまえば、ジワジワと燃えるので、少し換気しておけば一酸化炭素中毒ということもなかろうと思います。 |
エンゲル冷蔵庫 標準装備 容量 40リットル 423×511×530 \66,000 |
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電子レンジ 標準装備 DC12V専用 容量15リツトル 458×360×H296 10.4kg 定格出力 700W±20% 消費電力1080W \49,000 現在は販売されていません。消費電力が大きいので、バッテリーにかなりの負担がかかります。 平成24年7月現在発売中のDC12V用電子レンジ(W380×D258×H290m \36,540)はどんなものでしょうか。 |
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ディープサイクルバッテリー | G&Yuグローバルユアサ製CCA730 105Ah 304×173×225mm 22kg \15,750 甲和オートサービスから通販で購入し、自分で増設しました。電子レンジを使うと、一時的に電圧降下激くなりますが、特に問題なく動いている。冷蔵庫の消費電流が4Aで、バッテリー1個で25時間くらいしか動かない計算ですが、半分の時間は止まっているので、実質2日くらい動きます。テレビなどを使ってもバッテリー2個あれば、2日はなんとかもちます。もちろん、出発前には自宅で満充電しておくのがよいでしょう。 |
走行充電システム | アイソレーターなど、いろいろな方式ががありますが、私はシュガーライターのON/OFFをトリガーにして、リレーを作動させてメインバッテリーとサブバッテリーをサーキットブレーカーをはさんで直結するのが、最もロスが少なくてよいと思いますが、いかがでしょうか。 |
ベバスト・ヒーター AT2000ST | バンクラフトで装着してもらいました。装着には、燃料をガソリンタンクから取り出すためにタンクをはずして上から穴を開ける必要があるそうです。消費電力29W 暖房出力2.0kW 作動音 45dB〜55dBで寝ている間もほとんど気にならない。燃料消費は0.2リットル/時間程度で、単価は灯油の1.5倍であるが、量が少ないのであまり気にならないでしょう。これはおすすめの装備です。 |
マックスファン | バンクラフトで装着してもらいました。排気と吸気を切り替えられます。3スピード切替。消費電力60W程度か。動作音はややうるさい。夏涼しくと思って装着しましたが、最大に吸排気しても、室内は涼しくはなりません。暑い時には、車用12V扇風機が一番よいのですが、音がうるさいのが難点です。 |
網戸 市販の網戸をカツトして、3方向にゴムマグネットシート(30×5cm)を2枚ずつコーキング剤で接着しました。収納時は4つ折りにできます。 |
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BACKPACK (株)ロータス RVパーツショップ で通販 \36,600 元は自転車キャリアであったが、キャリアに改造した。バックドアにベルトで固定するものであったが、アングル(金属製)で固定するように改造しました。 |
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カートランク CK-130 アイリスオーヤマ で通販 \12,800 幅約130×奥行き約45×高さ約39 約9.9s 耐荷重:約60s 内容量:130リットル 軽トラック用のトランクですが、長尺物が入るので、釣り道具を入れるのに重宝しています。 地デジ用無指向性アンテナ YDA1000:広告旗用伸縮ポールに装着して、必要に応じて伸ばせるようにしました。電波の届いている場所では、きれいに映ります。(\15,660) |
テレビ DVD、バッテリー内臓でメインバッテリーの消耗を防いでいます。 |
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TURBO-KIT (後付けベンチレーター用扇風機) |
(株)ロータス RVパーツショップ で通販 \ 15,206 幅31cm、左右に上下にバネで伸びるフックがあり、36〜48cmに伸びて固定ができる。風量はMINで5.3m3/min、MAXで7.2m3/minの2段階ですが、モーターが小さいので風量はそれほど多くない。12V、4W、0.20〜0.33Aと消費電力は少ない。音はそれなりにある。12Vで正逆反転することにより、ファンの回転方向をt変えることができる。尚、1.5V単1乾電池8個内臓可能で80時間作動する。ベンチレーター用に作られているが、改造してウインドファンとして使っているが、ターボの割に風量は少ない。 |
DIA DORA ルームミラー型ドライブレコーダー NDR-RC177M |
ホームセンターで8,980円で買いました。ルームミラーに5インチ液晶画面が付いています。フロントカメラ200万画素、WDR(ワイドダイナミックレンジ)で、HDRでないところが残念ですが、十分きれいに写ります。リアカメラが附属しており、こちらは30万画素です。通常はリアカメラモードにしておいて、ルームミラーの代わりに使っています。リアのカーテンを閉めておいても後続車を確認できて便利です。 |
ポータブル電源 Jackery 1000 Plus リン酸鉄リチウムイオン電池、容量:1264Wh、重量:約14.5kg、AC出力:100V最大20A、シガーソケット出力12V10A、 これまでは鉛シールドバッテリーをサブバッテリーとして使っていましたが、寿命のため廃棄して、ポータブル電源に変えました。DC-ACインバータを内蔵しているため、家庭用100V電気器具が使えます。家庭用電子レンジも問題なく使えます。リチウムイオン電池は限界まで電圧低下がありません。入力電力、出力電力、残量がデジタル表示されるので管理が容易になりました。100Vコンセントからの充電時間1.7時間、シガーソケットからは7時間と公表されていますが、走行充電してみたらアイドリングで55W程度しか充電されていませんでした。電気をたくさん使う場合には、時々100Vで補充電する必要があるようです。充電電力は800W程度のようですから、900W出力のエンジンで充電できそうです。また、別売のBattery Pack 1000 Plusを3個まで接続できるので最大5056Whまで拡張できます。Jackeryの直販サイトで定価168,000円のところ、3割引セールで117,600円で購入できました。これからはサブバッテリーとして、ポータブル電源を使うのが正解でしょう。 (2024年7月) |