「スケートカナダ男子フリーの結果」
1998年 11月7日(土)
スケートアメリカの時よりも、確実に調子を上げて来ているエルビスは6つのトリプルをきめました。残念ながら、クァドは両足着地になってしまいましたが、プログラム中に、何度か笑顔を見せていたそうです。 一方、11月3日に16歳の誕生日を迎えたばかりの、チーム・ミーシンの新鋭プルシェンコ選手は、6つのトリプル さらに クァド→トリプル・トウ・ループのコンビネイションも完璧に決め、7人のジャッジから5.9 の ファーストマーク(技術点)またセカンドマーク(芸術点)でも 5人から5.9 4人から5.7 と高得点をマ−クしました。9人のジャッジのうち、7人がプルシェンコを1位にしたことで 最終的にプルシェンコが、一位に躍り出ました。
「最高の気持ちです。また一歩歩みだしたという感じです。」
プルシェンコ選手のコメント
「エルビス選手は、僕の目標とする選手です。彼を見習ってがんばっていきたいと
おもいます。僕は世界選手権のチャンピオンだけじゃなくて、オリンピックのゴールドもめざしていきたいです。それが僕の目標です」
ミーシンコーチの談話
「エルビスのフリーが終わった時に 私は エフゲニー(プル)に、『エルビスのスケーティングは良かったけれど、彼はまだ本調子じゃないから お前にも勝つチャンスはあるんだ』といいました。「エフゲニーの可能性はまだこんなものではありませんよ。彼はもっと上手になりますよ。今彼は成長期にあり、この1年で、身長が11センチも伸びたんです。今が一番彼にとって大切な時期でしょうね。」
以下はエルビスの写真 |
「ツアーもガンバッテね。エルビス!」