1998年 11月5日
エルビスショートで第1位!。
先週はスケートアメリカ、今週はスケートカナダという過密スケジュールの中で、大会前日(11/4)、彼は次のように語っています。
まずはエルビスのコメントから
「日程は クレイジーですね。でもここ何年もの間経験してきたことだし、少なくともヨーロッパなどへ移動しなくてよかった分だけ楽です。この大会で70点から75点くらいまでのレベルまでもっていきたい。来年初めの ナショナルチャンピオンシップまでには 80点から90点の仕上がりに、そして世界選手権までには 100点満点に仕上げるつもりです!」
練習中のエルビスには
自国カナダでの大会ということで、ウォームアップ中、彼がジャンプの態勢に入ろうとしただけで 会場からは、彼に対する嵐のような声援が巻き起こる始末。選手にとっては、とてもやりにくい雰囲気のようです。でも彼自身は、充分集中できているようです。
そこでエルビス、「みんなちょっとハイになり過ぎてますよね 」
11月5日 男子ショートプログラムの結果
第1位:Elvis Stojko
JPN GER BUL RUS FIN UKR USA HUN CAN
5.6--5.7--5.5--5.6--5.6--5.7--5.6--5.5--5.5
5.8--5.8--5.6--5.7--5.6--5.8--5.8--5.7--5.8
1---1---1---1---1---1---1---1---1
第2位:Evgeny PLUSCHENKO
JPN GER BUL RUS FIN UKR USA HUN CAN
5.3--5.4--5.2--5.3--5.3--5.3--5.3--5.2--4.8
5.7--5.8--5.7--5.7--5.6--5.7--5.7--5.6--5.7
2---2---3---2---2---2---2---3---4
第3位:Evgeny PLIUTA
5.4--5.2--5.3--5.4--5.4--5.3--5.3--5.5--5.2
5.2--5.3--5.6--5.3--5.4--5.5--5.3--5.4--5.3
4---3---2---3---4---3---3---2---3
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第9位:本田武史
JPN GER BUL RUS FIN UKR USA HUN CAN
4.1--4.5--4.2--4.7--4.2--4.5--4.0--4.5--4.5
5.2--5.2--4.9--5.4--5.3--5.3--5.1--5.2--5.5
10---9---8---7---8---8---9---8---7
SP終了後のエルビスは
「地元カナダでの大会で、気分は最高です。」
「今回のショートにはクァドは入れませんでした。先週のスケートアメリカで全てを取り入れてみたのは自分自身をテストするためです。今回はもう一度(プログラムを)組み立て直してみたいんです。今は 無理をして頑張るというよりも とにかく良いスケーティングをすることに徹したい。それは突っ走るのではなく、まずはここで自分の滑りに、いい感触をつかんでおきたいのです。」
ボーン&クラッツも1位は
自国カナダのアイスダンス、ボーン/クラッツ組は、コンパルソリー/オリジナルダンスを終了し ダントツの1位でした。
今回彼らの2つのあたらしいプログラムの振り付けは イギリスの トービル/ディーンによってなされました。
オリジナル・ダンスは ワルツ。
本人曰く「僕らはオーケストラ演奏の堅苦しいワルツはおどりたくないのです。」そういう彼らが選んだのは、ケルト語で歌われる Clannad による ボーカル曲です。
とても幻想的な雰囲気の曲をバックに、彼らのダンスは、まるで「氷上に描かれる詩」の様だったそうです。
現在トップの村主章枝ちゃん
ショートプログラムを終えて、スルツカヤ選手やリアシェンコ選手をおさえて 第1位! おめでとう!
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