「初日はね」
1998年 10月29日 初日 男子ショート エルビスのショートプログラムの様子は、まず トリプルアクセル・ダブルトウのコンビネーション。次にクァドへ(残念ながらこれは失敗でした)、ダブル・アクセルとその他のジャンプなどは成功でした。終了後のインタビューでは彼は笑みをたたえ、また競技会に戻ってこれた事を大変うれしいと話したそうです。プラクティスセッションでも彼はフットワークから入る4回転ジャンプの練習を念入りにしてようで、SPでのクァド成功に並々ならぬ思いを抱いていた事が伝わってきます。 やっぱりショートで4回転に挑戦したんですね。常に上をめざしているエルビス。土曜日のフリーが待ち遠しいです。
全体の様子は? チケットは階上席は売れずに、売れ残った部分が黒い幕で被われていたそうです。タラ・リピンスキーも会場に姿を見せており、カメラ小僧に囲まれていたそう。アレクセイ・ウルマノフ(トッカータとフーガ)は ジャンプで失敗がありました。マイケル・ワイスは 無難にプログラムをまとめていました。アレクセイ・ヤグディンは サーカスの道化師に扮し、すばらしい演技だったということです。(練習中の彼をミーシンコーチがじっとみていたそうです。衣装といい、振り付けといい、クーリックを彷彿とさせてファンをおどろかせたとか) エルビス・ストイコ ライオン(鼓童)衣装は昨シーズンと同じ。失敗したジャンプは クァドジャンプ。最初のコンピネーションは(3 axel-2 toe) きっとこの次に4回転があったので、ここはダブルだったのでしょうか?ストレートラインステップは見事だったそうです。プラクティスセッションの大部分もこの4回転に費やしていたそうです。 試合前のエルビスのコメントは 「僕は自分のを信用している。競技に挑むのに何の気掛かりもないよ。感がもどってきているし、元の場所に収まったていうかんじだよ」 レイコーチは 「身体的には、彼は以前やっていたことはなんでもできる状態です。 Quad-Toe・Triple Axel のコンビネイションをやる予定でもあります。 長い間、リンクから離れていて久しぶりの競技会ですから、これは彼にとって新しいスタートでしょう。」 そして彼は また自分に課した新たなプレッシャ−をたのしんでいるんでしょうね。 アレクセイ・ウルマノフ
「トッカータとフーガ」
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「お願い!ウル」「行け ! エルビス」