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倍尾破座蔵さんカナダレポート

エルビス@ゴー・ゴー 、ゴー外だよ

カナダ旅行の思い出 第2回

メンバーは外交担当のM(英語がある程度話せるのは彼女だけ)と海外旅行初体験のAとY、そして私の4人で行って来ました。

26日

クィーンエリザベスパークとグランヒルアイランドへ

自力でバスを乗り継いで行かなければならないのですが、4ドル50と聞いていたフリーパスが実は6ドルだったのでフリーパスを買うのをやめる事に。ガイドブックのバス路線図とにらめっこしつつ、ようやくバス停を見付けてベンチで待っているとバスが着たので「あ、来た来た」と立ち上がったら、なんとバスは事もあろうにそのまま我々に全く気付きもせず目の前を素通りして行ってしまいました。結構ショックでした。

その後ようやくバスに乗り、クィーンエリザベスパークに着いたのは殆どお昼と言ってもいいくらいの時間帯でした。気を取り直して公園内をふらふらしていると花嫁さんが記念撮影をしているのが見えました。なかなか美男美女の組み合わせで、思わず写真を撮ってしまいました。やっぱり美しい女性はいいですねー。公園内はこれでもかこれでもかと言う位に花が咲き乱れていました。ので「少女マンガ」とか何とか言って花をバックに一人一人アップで写真を撮ってしまいました。バラが無かったのが残念でなりませんでした。軽くお昼を済ませた後、温室に入りました。温室の中は鳥がガンガン飛んでて植物よりも鳥の方が面白かったです。慣れてるのか近寄ってもすぐには逃げないので、色んな写真が撮れました。あと、異様に大きいアジサイが咲いていてちょっとだけ驚きました。

公園を出て、次はグランヒルアイランドという所にバスを乗り継いで移動したのですが、途中で親切にもそばに居た男の人が乗り換えを手伝ってくれました。しかし、その人は同行していた友人Mに向かって「学校の旅行か?」と聞いて来て、「違う、社会人だ」と言っても信じてくれませんでした。彼女はこの後2回程「学校の旅行か?」と聞かれたそうです。

グランヒルアイランドは市場と大きいおもちゃ屋と、海にちなんだお店のたくさんある所でした。特に市場は物凄くって、あらゆる果物が山積みにされていたり、肉とかパンとかケーキとかお菓子とか、調理されてるパイとかジュースとか、食材という食材が所狭しと並んでいました。せっかくホテルに簡易キッチンが付いているのだからと、そこで材料を購入し、夕食を作って食べる事になりました。6時頃まであれこれと悩んで買い物をしていると、いきなし市場中にベルの音が大きく鳴り響きました。何事かと回りを見渡すと、お店の人が一斉に後片付けを始めていました。ベルの音は6時の市場終了の合図だったのですが、ベルがなった途端の市場の人達のドリフさながらの撤収作業の早さに、ただ感心する私達でした。

27日

キャピラノ渓谷とリーン渓谷に

この日は地下鉄とシーバスとバスを乗り継いでキャピラノ渓谷へ行って来ました。入場料を払って(入り口に書いてある料金には税金が加算されていませんでした。皆さん気を付けましょう)スタンプカードを貰って中に入ると、トーテムポールが妙にたくさん立っていました。矢印に添って進んでいくとまず、キャピラノ渓谷の歴史コーナーみたいな所があって、説明は読まず(読めずと言った方が正しい)とりあえず写真だけ見て来ました。奥の方にスタンプ台があったので早速押してみました。銀色のレバーを押すタイプのそれは、スタンプではなく型押しでした。カッチョイイロゴが型押されるのが嬉しくて、いい大人が4人揃ってスタンプ押しに白熱してしまいました。

メインのつり橋は、さすがと言う感じでした。細長い橋の遥か下にいかにも浅そうな川が流れていて、カメラを下に向かって構えると吸い込まれそうな感じがしました。それでも私の精神状態は、どちらかと言うとジェットコースターに乗っている感じで「わははははは」と笑いながら両手を上げて駆けずり回っていました。橋の上を行ったり来たりして散々堪能した後、ようやく向こう側に渡り終えると、どうも橋がかなり怖かったらしく、とっとと渡り終えてたYが待ちくたびれた様子で待っていました。その後、展望台に行ったり鱒のいっぱい泳いでる池を見たりしてから再びつり橋を渡って戻って来ました。

昼食を挟んで次はリーン渓谷へ行きました。バスを降りてから住宅街を歩く事15分、ハイキングコースの入り口みたいな所から山道に入り、さらに10分程歩くとつり橋がありました。50m位の小さなつり橋でしたが、下を見ると高さ的にはキャピラノ渓谷に負けず劣らずの高さがありました。しかも岩がごつごつと剥き出しになっている所が結構多くて、落ちたら確実に死ねると思いました。友人にその事を言ったら「キャピラノだって充分死ねるよ」と言われてしまいました。途中にあった案内所で貰った地図を見ると橋がもう一つあるらしいので、そこに向かってハイキングコースのようになっている道を歩き始めました。20分程(もっとあったかも)歩いてようやくたどり着いた橋はつり橋では無く、ただの木の橋でした。さぞかし怖いつり橋が有るだろうとワクワクしていた私は、本当に残念でなりませんでした。下を覗きこんでみると水が川底が見えるくらい透き通っていて、水の色も青くてプールのようでした。

バス停への帰り道で住宅街の道の端の排水溝の横に魚の絵が書いてあるのを発見しました。何の意味があるのかさっぱり判りませんでした。

さらにバスを乗り継いでスタンレーパークに行く事になったのですが、公園の入り口でバスのおじさんが、スタンレーパークの奥の方は暗くなると危険だから行かない方がいいよと教えてくれたので、奥に行くのはあきらめました。かなり手前の道をふらふらしていると、鴨やら白鳥やらがガンガンその辺にいて、近くに寄っても全然逃げないので鴨の群れの端っこまで接近して写真を撮ったり、何だか良く判らないちょっと大きな鳥とツーショットで写真を撮って、思いっきり威嚇されたりして帰って来ました。

その後、ビデオを買いにレコード屋さんに行ったのですがちょうど「タイタニック」のビデオが発売されたばかりの様でビデオコーナーの壁一面が「タイタニック」で埋まっていました。そして、私とYが特に注目したのがアニメのコーナーで「ドラゴンボール」に「ロードス島戦記」「となりのトトロ」「オネアミスの翼」等々、知ってるアニメの目白押しでした。特に「エヴァンゲリオン」が49ドルちょっとの値段で売られていたのには驚きました。ちなみに「タイタニック」は2本セットで22ドルちょっとで売られていました。深夜にTVで「セーラームーン」はやってるし、本屋に「はだしのゲン」は売ってるし、ゲームソフトで「パラサイトイヴ」や「FFZ」まで売られていて感心してしまいました。

夕食はケトルオブフィッシュというちょっとおしゃれなレストランで夕食を取ったのですが、とても魚は美味しいのに、店内が物凄く暗くて自分が何食べてるのか口にするまではっきりしませんでした(食べても良く判らなかったんですが)。特に貝が美味しくて、私は汁まで飲んでしまいました。デザートのケーキもなかなか美味しかったです。そして、私達のテーブルの係りのウェイターさんが帰り際になって「こんばんわ」とかいうので、私達は一瞬反応に困ってしまいました。

28日、帰国

26日、27日と毎日荷物を取りに来ていたベルボーイさんが、この日になって荷物を取りに着てくれず、自分で持って行った方がいいのか悩んでしまいました。結局、ホテルに迎えに着てくれたJTBの係りの人が、ホテルの人を急っついてくれていた様で何時の間にか荷物はフロントに来ていたのでした。

帰りは、バンクーバー空港で乗り換えに少々迷ったくらいで特にアクシデントもなく無事に帰国する事が出来ました。ただ、日暮里の駅で目茶苦茶重くなっているトランクを持って結構な長さの階段を降りたら、翌日きっちり両腕が筋肉痛になっていました。

エピローグ

今回の旅行は、アクシデントが多発したにもかかわらず、もの凄く楽しむことが 出来ました。食事はまずハズレが無いし、みんなに親切にしてもらったし、何処 に行ってもトイレはきれいだし、本当に良い旅行でした。4人全員がまた行きたいと 言っていました。観光は勿論ですが、スキー旅行もあこがれますね。 私の拙い文章力ですが、少しでも私達が楽しんでいたのが伝われば嬉しいです。 おしまい。

<完>

♪ありがとう"倍尾破座蔵さん"


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