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倍尾破座蔵さんカナダレポート

エルビス@ゴー・ゴー 、ゴー外だよ

カナダ旅行の思い出 第1回

メンバーは外交担当のM(英語がある程度話せるのは彼女だけ)と海外旅行初体験のAとY、そして私の4人で行って来ました。

22日出発。

初日は成田からシアトル、そこからバンクーバーへ、さらにカルガリーへと一日移動していたのですが、初っ端、シアトルでMが荷物検査のサンプルに引っ掛かってしまい40分の足留めを食ってしまいました。ようやく開放されて、大慌てでバンクーバー行きの搭乗口に行ってみると私達の乗る飛行機はプロペラでした。

ようやくバンクーバーに着いたら、出てくる筈の荷物が1時間待っても出てくる気配が無く(しかも全員分)、仕方なくクレームを付けると「それは多分カルガリーに行っている」との事。書類を作ってもらってカルガリーへと飛んだのでした。カルガリーに着いたら不安的中。やっぱり荷物は出て来ないのでした。迎えてくれる筈の現地係員の姿もなく、仕方なく我々だけで再びクレームを付けにいく事に。カナディアン航空のおじさんはとってもやさしい人でとりあえず荷物を探してくれる事になり、ちょっとしたポーチを持たせてくれました。中身は、ブラシとか歯ブラシとかいろいろ入っていました。ようやく合流したJTBの現地係員に連れられて、車で約2時間弱。バンフの町に着いたのはもう夜の8時頃でした。途中、ひっきりなしに喋りまくるガイドさんの説明のおかげで退屈せずにすみました。説明の内容といえば、山の名前やらその由来やら、国立公園の決りごとやその工夫等とバラエティーに富んでいましたが、今となってはほとんど覚えていません。(特に山の名前なんか殆ど覚えていません)結局、荷物は夜中の2時半過ぎに到着しました。

23日

トロリーバスを利用してレイクルイーズへ。

バンフに入ってから山と緑と氷ばっかりだなと思っていたのですが、湖の向こうは山と氷ばっかりでした。「碧色」という漢字がまさにぴったりくるような、湖面と山のコントラストがまさに絵葉書。ガイドブックそのままの景色が目の前にありました。

シャトーレイクルイーズというホテルの可愛い庭園と湖の間を歩いていると「ミラーレイクまで2.2km」の表示が目に入りました。軽い気持ちで行く事に決定し、歩き始めるといきなり結構な山道になってしまいました。道は平坦で歩きやすかったんですが勾配がちょっとだけきつくて、馬の糞がガンガン転がってて、踏まないように気を付けなければなりませんでした。私以外の3人はよろよろになっていました。情けない。途中休憩を挟みながら(山の木々の間から見えるレイクルイーズは絶品でした)他の観光客の人から地図を見せてもらいながら、ようやくミラー湖にたどり着くと其処はまだ中間地点で、まだ上の方にレイクアグネスと言う所が有るという事でした。(地図にそう書いてあった)せっかくだから行ってみようと近道を選んで歩きだすと、今までとはうって変わって険しい山道でしたが、途中で大岩がゴロゴロしている広いスペースが有ったりして、それはそれで面白いルートでした。でも、そう思っていたのは私だけの様で後続の人は悲壮な顔して歩いていました。

レイクアグネスはレイクルイーズ程では無いとはいえ、それはそれでとても綺麗な景色でした。でも、我々にとってのレイクアグネスの目玉は景色よりもティーハウスと言う山小屋で、ここの軽食は本当に美味しかったです。食事を終えた後、とてもバランスの悪いトイレに入り(便器が揺れる。本当に。しかも扉がしまらない)ちょっとした恐怖を味わいました。その後レイクルイーズに戻ったのですが、帰りは40分くらいで着いてしまいました。翌日から全員筋肉痛に悩まされてしまいました。本当に情けない。

夕食はボンバーズと言うステーキ屋さんに入ったのですが、ウエイトレスのお姉さんの教えてくれた肉の大きさと、実際に出て来た肉の大きさが倍近く違っていました。私が自分の注文した皿を見た途端お持ち帰りを決意したのは言うまでもありません。(最初にお持ち帰り可なのは聞いていたので)

24日

オプショナルツアーでコロンビア大氷原へ。

大氷原に向かうバスの中で約2時間、ガイドのお姉さんが腰の砕けそうな軽い駄ジャレを交えつつ事細かにガイドをしてくれました。途中、レイクルイーズに寄ったので私達は湖もそこそこにホテルのお店に直行し、買い物に走ってしまいました。ちなみに私は余りの寒さに絶えかねて、上着を買ってしまいました。 レイクルイーズから更に奥地へと進んでいくと、あちらこちらに氷河が見られるようになって来ました。途中で「カラスの足跡」という名のついた氷河を見学したりしつつ、バスが進んでいくに連れ、緑がどんどん減っていき赤茶けた山肌ばっかりになっていきました。ようやくコロンビア大氷原センターで氷原専用バスに乗り換え、なかなかスリリングな道を走る事10分位、ようやく氷の上に降り立つ事が出来ました。ちなみに私達が行ったのは大氷原から伸びているアサバスカ氷河という氷河の上だそうです。うっかりすると歯の根の合わなくなるほど冷たい風の吹く中、見渡す限りの山と氷に囲まれて気分はすっかり遭難者。本当に気を付けてないとつるつる滑る足場の悪さに閉口しながら、出来る限り奥の方に行ってみると、水がちょろちょろとちょっとした川になって流れていたので、3口程飲んでみました。本当はもっと飲みたかったのですが手ですくうには水が冷たすぎて断念。後で聞いた話では氷河の溶けた水というのは純度が高すぎて、腸がびっくりして下痢になることもあるそうです。私は全然平気でしたが。そんな中、運転手のおにーさんが物凄い勢いで氷の向こうに走って行ってしまったのが印象的でした。何しに行ったんだろう。 老体(笑)が寒さに耐えきれなくなってきたのでバスに戻ると、既にほとんどの人が戻ってきていました。集合時間まで結構余裕あったのに。

長い道程の割にはあっと言う間の氷河でしたが帰りにペイトレイクとボウレイクに寄って来ました。どちらも駆け足の観光だったのですが、どっちの湖も何処を見ても絵葉書になるような綺麗な景色のオンパレードでした。特にボウ湖などは50mも歩けば全く別の表情を見せてくれるので「フィルムがー足りないー」等とぼやきながらシャッターを切った物でした。

夕食ではマグパイ&スタンプというメキシコ料理屋に行きました。私達の廻りのテーブルに日本人観光客が集中していたのがちょっと気にはなりましたがウェイトレスさんが良い人で助かりました。何しろ私達4人はメニューを見つめたまま10分は固まったままでしたので(メニューの解読に必死だったし、メキシコ料理が良く判らないのでオーダーは殆どギャンブルのノリでした)その間、待っていてくれたのが本当にありがたかったです。料理もやたらにスパイシーだったりしないでなかなか美味しかったです。でもやっぱり量がちょっと多めだったかな。

25日

バンクーバーへ移動。

うってかわって暖かい気候。昼間ならTシャツ1枚でOK。 ロブソン通りという繁華街を中心にぶらぶらしていたのですが、凄くおしゃれな雑貨屋さんがあちこちに有って、ポストカードに目の無いAが夢中になってポストカードを買い漁っていました。 夕食に御子鮨と言う所に行こうと決定したのは良いのですが、予約の電話を入れても留守伝になってしまい何度トライしてもダメだったので、直接アタックする事になりました。御子鮨は狭い店でしたが、値段の割には激ウマでした。カウンターを始めとして日本語がバリバリ通じるのが嬉しかったです。BGMもなかなかでした。ホテルに帰ると、部屋には流しと電気コンロと電子レンジが付いていて(もちろん食器棚には、食器が完備されていた)大変驚きました。

(第2回をお楽しみにね。)

♪ありがとう"倍尾破座蔵さん"


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