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ぷうたろうさんのエルビスツアー報告

1998 CANON "Welcom Back Elvis"
Tour of Champions

エルビスを求めて、トロントへ

「エルビスツアーへ行きたい ぜひ」その気持ちは、ずーとありました。5月頃から、駅を通ると、カナダのパンフを手に入れ、遠い異国に夢を膨らませていました。英語の勉強 ちょーとトライしたけど、挫折の繰り返し こんな私だけど、できれば、あまり人を頼らず、自分自身の力で行きたい。と考えていました。インターネットにエルビスツアーの告知が出て、どうしようかと思案しました。だって、スケートアメリカに行く。そんでもってエルビスツアーまで行く とは、実現不可能なことかもと。しかし、行きたいという気持ちは、全てを乗り越えます。まず11月 というのは、カナダは、寒いけど、料金的には、最低ラインの旅費になる。私の仕事は、12月からが大変になるので、11月は、都合がいい。エルビスツアーって、だいたい8月なんですよね。8月って、旅費が高いのです。こういう風に、エルビスの事情と私の都合が、なぜかぴったり合ってきました。それでも、まだ大丈夫かなと思案してました。最初は、11月14日のバンクーバー これなら、かなり安くで行ける と思っていたのですが、格安航空券を使えるのは、3泊5日から。スケートアメリカと日程近いし、休暇を取るにも大変厳しかった。HISからは、ユナイテッドでシアトル乗り換えなら、規程が2泊なので、大丈夫かも と言われたけど、どうもぴったり来なかった。それで、行けるかどうかわからないけど、休日の続く11月20日のトロントなら、カナディアン航空で直行便だし、もしかしたら、何とかなるかなと思い、とりあえず、チケットだけ 取っておこう インターネットのチケットマスターのページで予約しておきました。C$56 5,000円しなかった。えー私ゴールドなのに、こんなに安いの。なんて びっくりしました。それから、カナダ専門の旅行会社何件かを当たりました。でもチケットが来ないと本格手続きは、できない。10/1に予約して、チケットが手元に届いたのは、スケートアメリカ出発の前日 10/28日でした。来たのは、嬉しいけど、ちょっと手続きできないな。と思いつつ、スケートアメリカに出発しました。

そして、スケートアメリカで感動の出会いがあったけど、エキシビジョンが短すぎた。私は、彼の笑顔をいっぱい見たい。エルビスが日本に来るのをあてにしていたら、また あの4年間の繰り返しになってしまう。もうこっちからアプローチするしかない。そう決意して、アメリカから帰国したら、即旅行会社あたりました。しかし、トロントでは、大きなコンベンションが入っているため、当初予定していたホテルがとれなくて、大きな難関にさしかかりました。普通なら、3週間前に手続きしなきゃいけない。それが出来なかった私のせいでした。でも、料金が高くなるのは、大変困る。思案に暮れて、思いついたのが、「わがままツアー」というカナダのツアー。京都のエムトラベルという旅行会社。とりあえず、いろいろ聞いてみました。そしたら、私の事情にぴったりで、旅行1日目だけ、ガイドさんがついてくれ、当初より 3,000円の追加料金で、ホテルがとれるとのこと。もう決断しよう。決定したのは、なんと11月6日頃でした。

あっという間に時は、過ぎて、11月19日。出発の日を迎えました。デトロイトが怖かった。英語は、できない。でも不安ってなかったです。カナダは、エルビスの国だから、きっと大丈夫。否定的な言葉は、全て排除しました。そうしないと勇気が出てこなかったから。

会社の方は、1日半の休暇で行くし大丈夫だと思っていたのですが、結構クレームがあったりなんかしました。友人の協力でなんとか乗り切って、午後1時に、何とか、会社を出ることが出来ました。

午後3時、成田空港到着。手続きして、あれーノースウエストは、すぐに乗れたけど、カナディアンは、バスでターミナル移動。なんですね。あこがれのカナディアン。うーこれに乗れるんだ。そう思っただけでも、嬉しかったです。カナディアンって、客室乗務に、日本人女性一人がついていて、あとカナダ人男性の方がいて、カナダ人のスチューワーデスが3人 いらっしゃいました。飛行機が離陸してから、毛布とヘッドホンが配られる。(ちなみにノースウエストは、最初から席にありました。)うん いいアイディアだな。と思いました。ノースウエストより更に、揺れは、ありませんでした。飛行機って快適になってきたんですね。11時間後、トロントに着きました。エルビスと同じ国土を歩けるんだね なんてばかなこと考えていました。税関は、「sight seeing・4day・No」で切り抜けました。全く失礼な旅行者ですわ(笑)予定より40分くらい早く着いたため、ガイドさんが見あたらない。ありゃー と思っていたら、JTBのおじさんに声かけられて、「もうすぐ来るから待っててね」っていわれて、素敵な日本人女性が、私の名前を書いて、飛び込んできました。「ごめんなさい。飛行機早く着いちゃって、遅れた」それから、彼女の運転する車で、ホテルに向かいました。車の中でいっぱいお話しました。彼女は、カナダは、気を使わない自由な国・適齢期が来ても結婚しろなんて、誰もいわない。・自分の実力でやっていける国だといいました。私が「日本には、帰らないのですか?」って言ったら、「今は、その必要性を感じていない。」とのことでした。やっぱりいい国なんだろうなと思いました。風景すごかったです。メイプルリーフフラッグのオンパレード。かなりでかい国旗が、どかーとありました。思ったより寒くなく、きれいな町並みを眺め、オンタリオ湖が広がってきました。ここでガイドさんが、この辺の人はオンタリオ湖は、知ってるけど、五大湖全部なんて、多分知らないよ。そんなこと知らなくても大丈夫なのよ」...あと エルビスについは、全く興味ないようでした。彼に会うために来たと言ったら、びっくりされました。ただスケートカナダの村主章枝ちゃんは、印象が強かったらしく、「彼女は、格好良かった。日系の外人さんだと思った。」とおっしゃいました。うー彼女にとっては、エルビスより章枝ちゃんなのね(泣)顔みれば、わかるかもしれないけど、エルビス ストイコ っていわれても1A全然わかんないって。ぎょえーここは、カナダなのに。でも、それもいいのかも、カナダって、何に興味を持とうが、誰も干渉しない。とにかく、自由なんだな。と思いました。

でも 彼女は、親切でした。ダウンタウンずーと道案内してくれて、私がめざすROOTSのお店も教えてくれました。そしてホテル。まあ 料金けちったんで、全然期待してなかったのですが、外観は、へーって感じで、古い建物でした。しかし、お部屋行ってびっくり...。2部屋あるんです。かなり広い。冷蔵庫は、でかいし、コンロは、3つあり、電子レンジつき。はっきりいって、デトロイトのクラウンプラザのお部屋より、ずーと広かったです。うわー ここでいいの??なんて、はしゃいじゃいました。このホテルは、TOWN IN というホテルで、多分昔マンションだったところを、ホテルが買い取ったんじゃないんでしょうか。

今回も偶然21階でした。平気でベランダ出れて、ちょっと怖いなって感じ。ダウンタウン見てみると、夜でも平気で人が歩いています。レストランなんてないホテルなんで、食料も必要。思い切って町に出ました。YOUNG通りは、愉快そうな町でした。ビデオ屋やCDショップや本屋覗いてみたけど、フィギュア関係なんて全然なかったなあ。ただね ちょっと閉口したのは、アダルトものが平気であったこと。これには、ショック受けました。(笑)とりあえず、ドラッグストアで食料買って(レンジでチンとか)マクドナルド行きました。でも これは、日本と大違い。スマイルなんてもんじゃない、もたもたすんなって感じで怖かった。だって、お金の出し方よくわかんなかったし、何言ってるのかさっぱりわかんない。でも、エルビスのためなら、また来なきゃな。とは、思いました。正直日本の方がおいしいわ(笑)

<次回へ続く>

次回の書き出しは・・・

11月20日
今日は、朝 まず、メイプルリーフガーデン(会場)まで歩こう・・・

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